
赤ちゃんの頭のかたち、
悩んでいませんか?



※ヘルメット治療は自費診療ですが、頭のかたち外来の初診は保険診療です。
どうぞ、お気軽にご予約ください。
※頭のかたち外来は完全予約制です。
おぎくぼ小児科の頭のかたち外来
頭のかたちの「ゆがみ」とは?
赤ちゃんの頭のかたちの「ゆがみ」として最も多くみられるのは「位置的頭蓋変形」です。

赤ちゃんの頭はまだ柔らかく、ベッドとの接地面の影響を大きく受けます。ベッドと頭が接触することによって、寝グセのように頭のかたちに「ゆがみ」が生じてしまうのが位置的頭蓋変形です。

位置的頭蓋変形には短頭症(ぜっぺき)、斜頭症、長頭症があり、それぞれ特徴が異なります。

短頭症(ぜっぺき)
あおむけ寝の時間が多い赤ちゃんに見られ、頭の前後の長さが通常より短いのが特徴です。

斜頭症
頭を上から見ると、平行四辺形に見えます。
耳の位置についても左右差が発生する場合があります。
寝る時の向きぐせがある赤ちゃんに見られます。

長頭症
頭の長さが横幅より長く、横向きの姿勢が多い赤ちゃんによく見られます。
頭のゆがみを放っておくと?
頭のゆがみは首がすわる生後4ヶ月ごろから自然と矯正されます。しかし、重度のゆがみの場合は自然と矯正されず、頭のゆがみが残ることもあります。その場合、以下のような生活の困りごとが起きることがあります。
- 眼鏡の位置がずれてかけづらい
- 噛み合わせの問題
- 容姿による自尊心の低下
- 帽子をまっすぐかぶれない
- ポニーテール、三つ編みが片方へ寄る

ヘルメット治療を行うことが可能です
おぎくぼ小児科では、位置的頭蓋変形に対してヘルメット治療を行っています。
ヘルメットはBerry社の「baby band」を採用しております。一人ひとりの頭のかたちに合わせて作る完全オーダーメイドのヘルメットで、外側のシェルから内側のクッションまで2つと同じものはありません。

通気性がよく、素材を厳選した洗えるクッションで赤ちゃんの着け心地もこだわっています。13種類以上のデザインから好みのものを選べて、丸洗いもできます。
おぎくぼ小児科で扱うBerry社の「baby band」は研究により頭のゆがみに対して効果的であることが示されています。
※ゆがみの程度や治療タイミングによって効果には個人差があります。
ヘルメット治療の原理

ヘルメットによる治療は頭を締めつけるような、痛みを伴う治療ではありません。ゆがみが生じた頭の長軸側へ成長を待機させ、扁平した部分の頭蓋骨の成長を促すことで頭のゆがみを改善します。
ヘルメット治療のタイムリミット
赤ちゃんの頭の形は産まれた時は複数のパーツに分かれていて柔らかいですが、成長とともに頭は硬く、しっかりしてきます。ヘルメット治療を行う場合は頭の形が柔らかい時期に行う必要があり、生後4~8ヶ月ごろまでには開始する必要があります。また、生後6ヶ月より前でヘルメット治療を開始する方が、生後6ヶ月以降で開始する場合より大きく改善するという報告もあります。
このようにヘルメット治療にはタイムリミットがあります。不安な気持ちをそのままになさらず、ぜひ当院へご相談ください。
小児科専門医による診察
おぎくぼ小児科の頭のかたち外来では、日本小児科学会認定の小児科専門医が診療を行います。ヘルメット治療を始めたら医師が離れるクリニックもありますが、おぎくぼ小児科では最初から最後まで小児科専門医が徹底サポートします。

小児科専門医は子どもと保護者の味方です。不必要にヘルメット治療を勧めたり、断りにくい雰囲気を出したりすることはございません。
アプリで治療を可視化
選べる柄

多くの柄から好きな柄を選ぶことが可能です。院内にはヘルメットの柄を大きく印刷したパンフレットもございます。お気に入りの柄をお選びいただけます。
費用
税込330,000円です。
※3Dスキャン撮影費用、頭蓋形状矯正ヘルメット「baby band」制作費、治療終了までの診察代を含みます。
※医療費控除対象のヘルメット治療です。医師が常に介在するため、医療費控除の対象になります。確定申告の際に申請を行ってください。最終的に申請内容が容認されるかは各税務署の判断になりますのでご留意ください。
まずは一度、おぎくぼ小児科の
「頭のかたち外来」でご相談ください。
ヘルメット治療を作成するまでは保険診療となり、実費負担はありません。どうぞ、お気軽にご相談ください。
※頭のかたち外来は完全予約制です。
よくある質問

自然経過でも治りますか?



自然経過でも治る可能性があります。
しかし、重症以上の場合は正常までは治りにくいことがわかっています。



頭の形が歪んでいることによる問題はありますか?



長期での研究がないため詳細は不明ですが、基本的には整容面以外での問題はありません。



いつからいつまでが治療に適していますか?



生後2ヶ月〜8ヶ月が適していますが、
ベストな治療開始時期は生後4ヶ月〜6ヶ月です。



生後7ヶ月を超えていますが治療効果はありますか?



生後6ヶ月以前に比べれば効果は若干下がりますが、効果が全くないということはありません。



治療開始して効果がでなかったことはありますか?



ヘルメットの中で頭囲が成長することでまるくなるという仕組みのため、効果がまったく出ないということは基本的にはありません。
個人差があるため、保護者の方が思い描く理想の頭の形になるとは限らない点には注意が必要です。



短頭でも効果はありますか?



効果はあります。
しかし、斜頭症に比べると治療に時間がかかり、斜頭症より個人差が出やすいです。また、短頭症の場合はヘルメットが脱げやすいという特徴があります。



長頭でも効果はありますか?



斜頭症を併発している場合は治療効果が多少見られます。
しかし、斜頭症や短頭症に比べると治りは緩やかです。



治療中のトラブルは何がありますか?



ヘルメットがずれたり、肌が赤くなったりすることがあります。
装着し始めの時期は外れやすいですが、目や耳に当たらなければ問題はありません。
赤みも装着し始めの時期に発生することが多いですが、適切な対応をすれば大きな問題になることはありません。



保育園でも装着できますか?



最終的には保育園の判断になります。装着して問題ない旨の診断書を書くことは可能です。



皮膚が弱めですが、大丈夫ですか?



皮膚が弱くても外用薬塗りながら治療が可能です。



ヘルメットを自分で外したりしませんか?



8ヶ月以降だと自我が出始めるので外そうとする可能性はあります。
しかし、まったく装着できないということはありません。



