おむつかぶれはおむつの中の尿、便が皮膚に長く接することで生じます。
赤くなって痛々しいですが、適切なケアと塗り薬で治療可能な疾患です。
どんな病気?
おむつの中の湿度が高くなると皮膚が傷つきやすい状態となり、尿や便の刺激で皮膚が炎症を起こし、おむつかぶれになります。
特に下痢は皮膚への刺激が強く、胃腸炎などで下痢症状がでると、おむつかぶれになりやすくなってしまいます。おむつかぶれを治療せずに放置するとカビが繁殖することもあります。
ホームケア
尿、便が出たらおしりふきでゴシゴシ拭くのはNGです。ぬるま湯で洗い流し、柔らかい布でポンポンと拭いてあげましょう。せっかくぬるま湯で洗い流しても布でゴシゴシ拭いてしまうと意味がありません。ポンポンと押して拭いてあげましょう。
おむつの中は湿度が高く、かぶれやすい環境です。おむつ交換はそんな蒸れやすいおむつの中を乾燥させるチャンス。おむつ交換の際に10分程度、おむつを着けない時間を設けるとおむつかぶれに有効です。
治療
亜鉛華単軟膏を使用することが多いです。白い塗り薬で酸化亜鉛が含まれており、患部を保護し、炎症をやわらげる効果があります。尿や便から皮膚を保護することが最重要です。塗る時は皮膚が見えなくなるぐらい分厚く、たっぷりと塗ることが大切です。
カビが繁殖することもあり、改善が乏しい場合は塗り薬を変更することもあります。
受診の目安はありません
おむつかぶれに受診の目安はありません。赤く、痛々しいおしりはもちろんのこと、おしりが少しだけ赤くなったり、ぷつぷつができたりしただけでも受診可能です。早めに受診して、早めに塗り薬を使えば治りも早く、子どもも辛い思いをせずに済みます。
少しでも気になった場合はぜひ受診してご相談ください。
当院の受診の流れ
初診の方も再診の方もウェブからご予約できます。診察に関してはご予約なしでも受診できますが、ご予約された方を優先させていただきますので、順番が前後する可能性があります。
WEB問診をご利用ください。
初診の方からWEB問診をご利用いただけます。来院前にWEB問診を済ませることで待ち時間の短縮につながります。来院時にWEB問診がお済みでない場合は院内でWEB問診を行なっていただきます。WEB問診が終わっている方を優先して診察室へご案内いたします。順番が前後する可能性があるため、あらかじめご了承ください。
予防接種の方はWEB問診必須となります。WEB問診を予約時に行わないとワクチンの在庫の関係上、ご来院時に予防接種を打てない可能性がございます。くわしくはこちらをご覧ください。
小児科診察
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予防接種
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※任意接種の場合は予診表は不要です。
乳幼児健診
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小児科診察と予防接種
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小児科診察と予防接種と乳幼児健診
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- 健診の受診表
- 予防接種の予診表(定期接種のみ)
※任意接種の場合は予診表は不要です。 - お薬手帳
受付で予約している旨をお伝えください。感染対策で待合室を分けているため、適切な待合室をご案内させていただきます。
順番まで待合室でお待ちいただきます。
当院では感染対策の一環として下記のように待合室を分けております。
- 風邪症状(発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢など)を有する方 一般待合室
- 上記症状のない方 特別待合室
※特に感染力の強い疾患が想定される場合、感染に弱い立場の方(新生児等)は隔離室をご案内することがございます。
※緊急性、診療内容、WEB問診の内容等により順番が前後する可能性がございます。
予防接種を受けた方は副反応の可能性を考慮し、予防接種から15分以内はすぐに院内に戻って来られる場所にいていただくようお願いいたします。