※当院は小児科ですが、風邪や花粉症など、お子様と同じ症状であればご家族の方の診療も可能です。
※生活習慣病や慢性疾患の診察は内科の診察を受けてください。
※中学生以下のお子様のご受診の際は必ず保護者様の同伴をお願いいたします。
発熱
一般的に、体温が37.5℃以上の場合に発熱とします。こどもの発熱の大部分は感染症によるものです。こどもの感染症は大部分はウイルス感染であり、ウイルス感染が疑われる場合には症状に合わせたお薬を使い、本人の免疫がウイルスをやっつけるのを待ちます。
感染症による発熱は体内に侵入したウイルスや細菌などをやっつける、体の正常反応です。40度など高熱が出ると、「下げないと、何か大変なことになってしまうのではないか」と心配されることもあると思います。しかし、たとえ40度の発熱が出ていても、痙攣などもなく、意識がはっきりして元気があれば問題はありません。
咳
咳はのどから入った異物(ウイルスや細菌など)を体の外に出すための反応です。発熱同様、こどもの場合はウイルス感染による風邪でおこることが多いです。しかし、長引く咳や特徴的な咳では単なる風邪ではなく、気管支喘息やクループ症候群などの診断がつくこともあります。
通常、正常な気道(口から肺までの空気の通り道)は表面の細胞によってきれいに清掃されています。しかし、こどもではその清掃する能力が大人と違い未熟です。清掃が間に合わず、また、痰を外に吐き出す力も弱いため、咳が長引きやすい特徴があります。
鼻水
鼻に入った異物を体の外に出すための反応で鼻水が生じます。感染症(ウイルス、細菌)によっても鼻水は出ますが、アレルギー性鼻炎でも鼻水は出ます。アレルギー性鼻炎は花粉やダニなどによってアレルギー反応を起こし、鼻水が生じます。アレルギー性鼻炎にはアレルギーの薬(抗ヒスタミン薬)を使用することで症状を緩和することができます。
風邪と診断されて風邪薬を処方されているが良くならない、毎年特定の季節に鼻水が出現する場合はアレルギー性鼻炎の可能性もあります。当院では舌下免疫療法も行なっております。ぜひご相談ください。
嘔吐・下痢
嘔吐と下痢は体内に入った異物を外に出すための体の反応です。こどもの嘔吐、下痢ではウイルス性胃腸炎が多く、嘔吐から始まり、その後下痢が出現する経過をたどります。嘔吐は続くと水分摂取が困難となり、脱水の原因となり得ます。
嘔吐・下痢の時の水分の取り方にはコツがあります。脱水を予防するために吐き気止めを使用し、適切に水分を取ります。一方、下痢は止めてしまうと、ウイルスを体の外に出すことができません。下痢を止める薬(止痢剤)は使わずに、出し切ってしまいましょう。
下痢を伴わずに嘔吐を繰り返す場合や胃腸炎と診断されたのちに下痢のみがダラダラと続く場合はウイルス性胃腸炎とは別の疾患の可能性もあります。そのような場合も必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
便秘症
便秘はうんちが長い時間でない、あるいは出にくいことをいいます。週に3回より少なかったり、5日以上出ない日が続けば便秘を考えます。毎日出ていてもうんちを出す時に痛がっていたり、肛門が切れて出血するような場合も便秘と考えます。
便秘を放置すると、だんだん便秘がひどくなることが多いです。そのため、うんちが出ない、うんちをする時に痛がったり、泣いたりする場合は必ず医師の診察を受けるようにしましょう。
小児アレルギー
私たちの体には細菌やウイルスなどの異物から体を守るための「免疫」という仕組みがあります。この免疫という仕組みが異常を起こし、くしゃみ、かゆみ、呼吸の苦しさなどを引き起こしてしまう状態を「アレルギー」と呼びます。
子どもはアレルギー症状で小児科を受診することが多いです。当院でもアレルギーの対応が可能です。
子どものお肌
子どもの肌は繊細です。とても些細なことによって病気になってしまうこともあります。しかし、適切に治療、管理することができれば、どなたでもピカピカ、ツルツルの健康な肌を目指すことができます。
子どもの耳・鼻・のど
耳が痛い、聞こえにくいなどの症状は耳鼻咽喉科を受診するか、小児科を受診するか迷う症状です。小児の耳・鼻・のどの症状では、小児科で診断、治療が可能な疾患もあります。
小児外科
小児科クリニックを受診される患者さんの中には手術が必要となる患者さんもいます。子どもを専門に手術を行う小児外科のクリニックは少ないため、手術が必要な疾患でも、まずは小児科を受診することが多くなります。当院では手術はできないですが、手術の必要性について相談可能です。手術が必要な場合は連携している小児外科にご紹介いたします。
その他
小児科では子どもが体調を崩した場合にまず受診するところです。「これって小児科でいいの?」と思うようなことでも構いません。ぜひご相談ください。当院で対応できることは当院で対応します。対応ができない場合はより適した医療機関をご紹介いたします。
当院の受診の流れ
初診の方も再診の方もウェブからご予約できます。診察に関してはご予約なしでも受診できますが、ご予約された方を優先させていただきますので、順番が前後する可能性があります。
WEB問診をご利用ください。
初診の方からWEB問診をご利用いただけます。来院前にWEB問診を済ませることで待ち時間の短縮につながります。来院時にWEB問診がお済みでない場合は院内でWEB問診を行なっていただきます。WEB問診が終わっている方を優先して診察室へご案内いたします。順番が前後する可能性があるため、あらかじめご了承ください。
予防接種の方はWEB問診必須となります。WEB問診を予約時に行わないとワクチンの在庫の関係上、ご来院時に予防接種を打てない可能性がございます。くわしくはこちらをご覧ください。
小児科診察
- 健康保険証
- 医療証
- 母子手帳
- お薬手帳
予防接種
- 健康保険証
- 医療証
- 母子手帳
- 予防接種の予診表(定期接種のみ)
※任意接種の場合は予診表は不要です。
乳幼児健診
- 健康保険証
- 医療証
- 母子手帳
- 健診の受診表
- お薬手帳
小児科診察と予防接種
- 健康保険証
- 医療証
- 母子手帳
- 予防接種の予診表(定期接種のみ)
※任意接種の場合は予診表は不要です。 - お薬手帳
小児科診察と乳幼児健診
- 健康保険証
- 医療証
- 母子手帳
- 健診の受診表
- お薬手帳
小児科診察と予防接種と乳幼児健診
- 健康保険証
- 医療証
- 母子手帳
- 健診の受診表
- 予防接種の予診表(定期接種のみ)
※任意接種の場合は予診表は不要です。 - お薬手帳
受付で予約している旨をお伝えください。感染対策で待合室を分けているため、適切な待合室をご案内させていただきます。
順番まで待合室でお待ちいただきます。
当院では感染対策の一環として下記のように待合室を分けております。
- 風邪症状(発熱、咳、鼻水、嘔吐、下痢など)を有する方 一般待合室
- 上記症状のない方 特別待合室
※特に感染力の強い疾患が想定される場合、感染に弱い立場の方(新生児等)は隔離室をご案内することがございます。
※緊急性、診療内容、WEB問診の内容等により順番が前後する可能性がございます。
予防接種を受けた方は副反応の可能性を考慮し、予防接種から15分以内はすぐに院内に戻って来られる場所にいていただくようお願いいたします。