現在、おたふくかぜワクチンについて、第一三共による製造が停止しており、全国的に供給が不安定な状況が続いています。
おぎくぼ小児科では可能な限り在庫を確保しておりますが、今後の入荷状況によっては供給が困難になる可能性があります。
まだ接種されていない方や、接種をご希望の方は、お早めにご予約・ご相談ください。
おたふくかぜワクチンの接種時期は、1歳と年長さんです。
1歳
おたふくかぜワクチンの1回目は1歳で接種します。
通常、おたふくかぜワクチンの他に肺炎球菌、五種混合(2024年3月までに接種開始した方はヒブ)、麻疹風疹、水痘のワクチンも一緒に接種します。
もし、2回にわけて接種することをご希望される場合は、肺炎球菌と五種混合(2024年3月までに接種開始した方はヒブ)、麻疹風疹、水痘、おたふくかぜの2回に分けることをおすすめします。
2回に分ける場合は、
・肺炎球菌と五種混合(2024年3月までに接種開始した方はヒブ)
・麻疹風疹、水痘、おたふくかぜ
に分けるのがおすすめです。
生ワクチン(麻疹風疹、水痘、おたふくかぜ)はそれぞれ4週間以上接種間隔をあける必要があるため、麻疹風疹、水痘、おたふくかぜをわけて打つと、4週間ずつあけて接種しなければならないからです。
年長さん
年長さん(小学校入学する前の4月1日〜3月31日)は麻疹風疹と一緒に接種します。
接種時に必要なもの・費用
持ち物
母子手帳を持参してください。おたふくかぜワクチンは任意接種です。予診票は当院にございます。持参していただかなくても大丈夫です。
費用
費用は6,000円です。
杉並区ではおたふくかぜワクチンに対して、1回は4,000円の助成を受けることができます。(2回目は全額自己負担となります。)
助成を受けるための予診票は当院にございます。ご持参いただかなくても大丈夫です。
杉並区の助成について、くわしくはこちら
まとめ
おたふくかぜ(流行性耳下腺炎)はかかると無菌性髄膜炎、ムンプス難聴、精巣炎などの合併症を起こす可能性がある感染症です。ムンプス難聴は治療法がなく、一度かかると聴力を回復する手段がありません。(朝ドラの「半分、青い」では主人公がムンプス難聴にかかり、片方の耳が聞こえなくなってしまいました。)
任意接種のため費用はかかりますが、可能な限り2回接種しておくことをおすすめします。
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